槍ヶ岳に登頂 

長年の夢であった槍ヶ岳登頂に、71歳の小生、66歳の妻と長女(43歳)とその長男(21歳)の4人で挑戦。 大変なハードワークでしたが、無事登頂することが出来ました。

昨年の、散歩中の不注意事故により妻が左足頸部骨折手術をして、もう本格的な登山はとても無理かとあきらめかけてましたが、手術成功と必死のリハビリのお陰で、長年の夢であった日本のモンブランとも呼ばれるアルプスの秀峰に挑戦することが出来ました。  かなり大変な登山と知り、長女が息子を連れてアメリカから夏休み帰国し、相伴してくれることになりました。

登山経路は、一番オーソドックスな上高地、槍沢経由としました。 一日目は徳澤園、二日目には槍ヶ岳山荘、三日目は横尾山荘宿泊と、3泊4日の無理の無いと言われている旅程としました。

一日目  2012年8月10日(金)
 快晴の中、新宿発の高速バスで上高地入りし、夫々しょった10KG弱のリュックの重さが一寸大変ではあるものの、徳澤園までは鼻歌まじりのラクラク2時間ほどのハイキング。  風呂まであって快適爽快。  期待以上にゴージャスな夕飯の後は星でも楽しもうと思ってましたが,何と天気は急に雨となり、翌日も雨の予報。
徳澤園近くに常駐の日本医大医療チームの実習生による「山での低体温症」についての特別講義を聞き、最近の北海道トムラウシ山での遭難事故についても、その経緯を説明受け怖さを実感するとともに、対処法についての講義を受け、大変参考になりました。
  無理な登頂はすまいと皆で言い早々と就寝。
  徳澤園ホームページ: http://www.tokusawaen.com/

二日目 2012年8月11日(土)
 夜半の雨音に半ばあきらめムードながらも、霧雨程度の中出発。 早朝6時半頃、朝食と昼食用の弁当を受け取り、徳澤園を出発。
 7:40 横尾山荘に立ち寄り予約確認。 ハイキングシューズから登山シューズに履き替え、ハイキングシューズ       を山荘に預け出発。
 8:30 一の俣橋 
 9:30-40 槍沢ロッジ トイレ休憩
 10:40-11:05 休憩出来る岩場で朝食。
 11:45 次第に降り始めた雨に全員で雨具着用。
 12:40 天狗原分岐で小休憩
       その後は、正に五里霧中、山の景色も霧で殆ど見えない中、急なのぼり道で中からは汗一杯。 雨具を
       着たり脱いだりしながら、もくもくとただひたすら歩き続ける。 後続の健脚者には道をゆずり、下山者と       の「今日は」の挨拶もあえぎあえぎ。
 15:15-30 やっと山小屋が見えてきたと思うと、まだ途中の殺生ヒュッテ。 ここで、トイレ休憩。
       ここから槍が岳山荘までの600-700mが正に殺生な急坂。  歩いては上を見るも、雨と霧で何も見       えず100mの遠いこと。
 16:40 やっと槍ヶ岳山荘に到着。
       槍ヶ岳山荘ホームページ: http://www.yarigatake.co.jp/yarigatake/
       
       実は、怪我から立ち直ったばかりの妻が,一番の健脚で天狗原にかかる前辺りから先行し、15:30に       は山荘でチェックインを済ませていました。 長女と孫息子は余りに歩みの遅くなった私を気遣って、付        き合ってくれたのでした。

       途中一時間ばかりの休憩時間はあったものの,何と出発してから10時間でした。
       天候が良ければ、このまま荷物を預けて、槍ヶ岳山頂登山往復約1時間に挑戦する予定でしたが、視        界ゼロの悪天候で断念。 明日の予報も雨で、これほどの苦しい登山をしたのに。。。と嘆くことしきり。
       しかし、全員無事着けたことにただ感謝。

       夕食の後、通常なら楽しむ日の入りも見れず、山荘オーナー主催の写真家菊池鉄男氏の山岳写真
       ショーと説明会を観賞。 素晴らしい写真を撮るには、何年もかけての根気のいる挑戦と確かな技術と
       着想、それに体力が必要なことを痛感。
       菊池氏ホームページ : http://www.t-kikuchi.com/

三日目 2012年8月12日(日) 
       頂上登坂はあきらめ下山。。。とあきらめながら、目を覚ますと天気予報ははずれ、素晴らしい好天気。
 6:10  早速カメラとサブザックだけを肩に掛け山頂目指して登坂開始。 鎖やハシゴを使った垂直登坂箇所も
       6-7箇所あり、身を引き締めて登る。
 6;38  槍ヶ岳山頂到達。 山頂の祠の前で記念写真を撮り、360度見張らせる絶景に感激。 
 7:00  何時までも滞在していたい頂上だが、せまくて、後続者が到着し始めたため下山開始。
 7:30  槍ヶ岳山荘帰着。
 8:15  槍ヶ岳山荘を出発。
 8:45-9:15 殺生ヒュッテ トイレ休憩
 9:38  播留上人(槍ヶ岳開山者)の洞窟(ここにこもって修業)を見学
12:30-13:36  槍沢ロッジにて昼食。 トイレ休憩。
14:00-14:25 途中の水辺にて小休止
 15;25 横尾山荘到着。
       まだ改装されたばかりなのか、立地上高級別荘的雰囲気の徳澤園との競合もあってでしょうか普通の       山小屋のイメージとは違い、真新しく風呂も完備されていてすこぶる快適。 
  横尾山荘ホームページ: http://www.yokoo-sanso.co.jp/
     
四日目 2012年8月13日(月)
     今朝は昨日の好天とは打って変わって、朝から雨。 山の天気の気まぐれなこと。 しかし私たちにとって       は何とラッキーな巡り会わせであったか。 幸運に感謝するばかり。
 8:00  横尾山荘出発。
 8:55-9:25  徳澤園で名物のソフトクリームに舌鼓。
 10:10-10:50 明神館で休憩。 ますます激しくなってきた雨対策。
 11:30 上高地河童橋到着 弁当を買って,少し小降りなった店先の長椅子で昼食。
 12:20 上高地バスセンター到着。 直前から激しい雨が約30分ほど続く。
 13:30 高速バスで新宿へ
 21:10 お盆の帰省ラッシュの渋滞で2時間ばかり遅れて到着。 
       もう店じまいされた中でありつけたラーメンに全員舌鼓。  

 文字通り足が棒になった気分ですが、なんとも豊かな達成感に包まれて帰宅しました。

今回の登山スケデュールについて反省してみると、行程的には,初日に槍沢ロッジまで行っておけば,二日目の行程が少なくとも2時間は短縮出来,より楽に行けたと思います。  しかし今回に限って,結果論としては、かえってよかったと思ってます。 というのは、もし二日目槍沢ロッジからスタートしていれば、早めに槍ヶ岳山荘に着き、少し天候が良くないのに霧の中で頂上へ登っていたのではないかと思うからです。  実際上高地に着いて、耳にした話では、前日きりの中で登坂し,何も見えず,翌日も天気予報を信じて4時頃から雨を気遣って早めに下山してしまった人がいたようでしたから。
     


      
    
       



   

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