日本は本当に良い国だ。 その良さに気が付いていない人がいるけれど。

海外旅行をして帰ると今まで当然のこととして、享受してきた日々の色々なことが、実は日本に特徴的な便利さであったり、良い風習、文化、光景であったりすることに気が付く人が多いのではないでしょうか。

今年の夏、久しぶりにサンフランシスコを訪問、二週間ほど滞在、観光地とともに市内各地を訪問。 20年も前の訪問時と比べ、街がどこか疲弊してきたような感じを受けました。 勿論ゴールデンゲートブリッジも街の公園も目抜き通りの商店街、高級ホテルやレストランも依然として素晴らしかったが。。。 
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驚いたことが、かなりありました。

  1.通りにやたらとゴミが散らかっていること。 
  2.昔と変わらず、公衆トイレがなく、商店で借りるのもむづかしく、貸してくれるところでは、大きな鍵を借り、どこ    か見張られている感じ。 したがって、一流ホテルを探しては、用を足すこととしました。 一流ホテルには必    ずと言ってよいほど屋上に星条旗が上がっているので、失礼ながらトイレの目印となりました。
    公園にも公衆トイレは、まづ見当たらず、ゴールデンゲートブリッジなど大型観光バスのひっきりなしに来ると    ころでも、非常に小さいトイレしかなく、当然長蛇の列に並ばされました。
  3.ちょっとのどが渇いても、自販機がどこにもなく、コーヒーショップかスーパーマーケットを探すしかない。
    唯一目にした自販機は、ホテルの大きなショーウィンドーに並べられた、小型家電新製品販売機でした。
    物珍しさに見る人はいても、大金を入れて買おうとする人はいませんでした。
    自販機が置けないのは、主に治安の悪さが問題とのこと。
  4.一流ホテルの入り口にも、物乞いをする者が日替わりで現れる。 喫煙所はホテルの中には無く、入り口      近くの所定場所で吸うことになるが、そこの灰皿スタンドに急に近寄ってきた人が、灰皿の掃除をしてくれる     のかと思いきや、いきなり灰皿をひっくり返し、シケモクを何本か拾って、「ケチな吸い方しやがって」とか捨     て台詞を残し、そのまま立ち去ったのには驚きまし
  5.街中移動は、商店街を別として、貧乏人か外来者が歩いているだけで、殆どが車。 さすがに最近は小型車    が増えたが、公衆の乗り物としてのバス、電車が大変乗りづらい。
    たとえば市内を走る路線バス、ワンマンカーなのに、2両連結で満員だと、切符購入を事前にしておかない 
    と無賃乗車する羽目になる。
    地下鉄の切符を買うのも大変。 ちゃんと小銭を用意しておき、それも金種ごとに必要なだけ用意して置か     ねばつり銭が出るシステムではない。
    日本での、PASMO,SUICAの便利さは、本当にすごい! 最近では、地下鉄もバスも私鉄も買い物、荷物
    預けにまで、それも一枚のカードで自働決済出来るなんて。。。 
  6.レストランでの食事も日本ほど豊富なメニューが手軽に、比較的手ごろな値段で食べれるのも日本の魅力。
    海外では一品一品のボリュームが多く、その分一度にオーダー出来る品数が少なく制限されてしまう
    他方、うどん、そば、どんぶりものなどの一品料理が少なく、セット料理だと高いし又つい食べ過ぎてしまう。
  7.飲み物も原則すべて有料で、日本のように水やお茶がサービスされることはない。
  8.デパートもなくはないが、殆どのものが揃っている日本とは違い、例えば楽器や書籍を買うには専門店を探す
    必要がある。
  9.自働ドアーに慣れてしまうと、つい開くのを待ってしまう。 特にタクシーから降りるときなど。。。
 10.入浴の楽しみも大きな違いだ。 ホテルにはシャワーの他、バスタブ付きのところもあるが、観光地に行け
    ば決まって温泉三昧の日本は本当に素晴らしい。
    不特定多数の人が、男女別にしても一緒に裸で入浴するのは文化の違いもあって、欧米ではタブーの     風習のようです。 大浴場、またはジャグジーなどがあっても、水着着用。 そのかわり混浴となる。
    因みに今はやりの聞くだけで英語が学べる「スピードラーニング」の中にも、興味深い入浴文化の違いがあり    ました
    日本では幼児のうちは、女の子でも父親が一緒に入浴し面倒を見るのが、普段子供との接触が少ない我が    国では、親子親睦の場として当然の行いとされているが、アメリカではこんなことをすれば、性犯罪とまでい     かぬも大変なことになるそうだ。
 11.貧富の差が随所に感じられたのも、何か落ち着かない気持ちになります。
    観光地等のホテル、レストランも白人専用に近い高級な場所は、外部と隔離されたような作りとなっており、
    見るからにハイソサエテイーと見える紳士淑女ばかりの集まりで、リッチな気分を味わえるとはいえ、どうも落    着けない。
    観光バスのドライバーも「面白おかしく最近のSFの話題を話してくれるが、中にお金持ちを揶揄するような話    が続出する。 例えばペットを大事にする人が増えてきて、とても一般の人では泊まれないような高額な、
    ペット・ホテルが出来た。。 そのペットの食事、サービスの豪華さ。。。」と。
 12.海外旅行で、いつも面倒なのがチップ。 大してサービスも良くなかったのにと、ケチりたくなっても、現地生     活の長い娘に「ウェイターは給与は少なくチップが重要な収入源なのだから。。。」と」諭される始末。
 13.実際低賃金者にとっては、米国では健康保険も自分でかけない限りない。 社会福祉保健制度が我が国と    は大違い。 オバマ大統領が今必死になって、社会福祉制度の充実を叫んでいるが、実力主義の徹底して     いる米国では、稼ぎがあるのは実力があるためで、稼ぎのない者は実力不足で、これを稼ぎのある者の税
    金で支えるのはどうか。。。大きな政府は不要。 といった声が有力者の間に大きいようだ。
    この点について、ハーバード大学の講師の「貧富の差をもたらしているのは、各人の能力の差だけではない・
    むしろ生まれてきた時点から既に大きな格差があり、勉強したくてもできない環境に生まれついた者が多数
    いる現状下、果たして誰もが自由競争に同じ条件で参入しているといえるのだろうか・・」と自由主義を謳歌     する学生たちに問いかけていたTV放送が思い出された。
    我が国も最近の動向は、米国的実力主義を謳歌する傾向が強まっているようで、今我が国の社会福祉制     度も生きずまりかけているだけに先行きが懸念される。 何とかこの相互助け合いの我が国福祉制度をうまく    再生させてほしいものです。
 14.最近日本文化の良さを認める外国人が増えてきているようです。 日本の色々な伝統文化を学ぶ外国人が 
    増えているようです。 日本らしさを求めるとすれば、矢張り古都を訪ねるのが一番。 京都、奈良に加え北     陸や東北へも多くの外国人の姿が見られるようになってきつつあるようです。 高野山のお坊さんになった方
    までおられるとのこと。
 15.他方、SFの日本人街を歩いて驚いたことは、そこで日本を代表する文化として紹介されハイテンポの音楽
    にあわせダンスを披露していたのは、何と 「秋葉原の派手な恰好をしたキャラに扮した若者達でした。 
    これが今の日本を代表する文化。。。と改めて絶句しました。
    日本は今、日本文化の良さに魅了された外国人を通じて、素晴らしい日本文化に気付き、逆輸入しつつある
    のかも入れません。
16.自働車で繁栄した都市デトロイトの凋落。TVで最近のデトロイト市の急速な凋落ぶりに驚愕。 米国自動車     産業の急速な衰退とともに、かっての一大都市デトロイトが今や品詞の危機に直面している様子が報じら     れ驚きました。 今や高級住宅地さえ、治安の悪さで買い手がつかないほど荒れ始めているという。信じられ    ないことだ。
    デトロイトの実情は下記サイト参照。
    http://matome.naver.jp/odai/2136175893794298601
  17.最近見た経済紙「選択2013年12月号)」によると、最近の米国では法人税を課せられない特殊な資本形     態の企業が異常に増殖しているという。この税逃れ企業は実に大企業の6割をも占めるに至っているという     もともとこれらの企業を生む仕組みとなったのは、企業を促すために株主100人以下の、資材を投じて会社     を作り、自らも大株主となる企業については、法人税(35%)は無税とし、個人税のみ課すという制度だ。
     しかし今や個人で数百王~数兆円も動かせる大金持ちがいる時代となり、合法的な税逃れ手段と化してし     まったものという。
     資産家は脱税し、まじめに働く勤労者のみがまともに納税する社会、これが米国経済の実態と言えそうだ。
     オバマ大統領がいくら頑張っても、経済界が利己的にばかり、走っていては福祉制度の充実などとても賄      える財源が出るはずもないと思われる。 
     
     我が国もこのような米国路線を辿ることなきよう、日本の大切にしてきた社会全体のバランス良い発展を今    後とも続けてほしいと願います。
    

    大地震や津波に見舞われても、大きな暴動や略奪事件を起こさず、紆余曲折はありながらも、着実に助け合    いの内に復興を遂げることが出来る日本。 古いものを大切にしながらも、新しい技術革新を推し進め、世      界に類を見ない良い社会を築いてきた日本。 この良さを世界中に広めることがこれからの日本の使命だと
    思います。
    
    

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