地下の異空間大谷石資料館を訪ねる 宇都宮観光スポット(3)

大谷石は江戸中期から、建築用石材として採掘されてきた採掘場跡の地下空間、約2万平方メートル、深さ平均30m、最深部分は60m
の大空間が、資料館として公開されている。 坑内の平均気温は一年を通して8度前後と真夏でも長袖でないと寒いほど。
音楽会など各種イベント会場として活用され、映画の特撮場面にも多く使われている。 入り口を入ると長い階段を伝い、採掘現場の様子
の展示や、イルミネーションに照らされた神秘的な空間、地下水が続く洞窟、立派な教会、はるか見上げると所々で、地上の一角を見晴らす
事も出来る。 映画のロケシーン他展示物を楽しみながらめぐるのに小一時間はかかる。

大谷石を使った建物としては、旧帝国ホテルをはじめ、市内の各所に見られる立派な蔵に広く使われているが、中でも宇都宮のカトリック教会(松が峰教会)は1932年に建造された2塔式の立派な大谷石造りの教会だ。 1945年7月空襲で損壊の後1947年に再建されたという。 中には
大きくて立派なパイプオルガンもあり、毎週のミサは実に厳粛な中にも神聖な雰囲気がいっぱいで素晴らしい。 

大谷石の教会としては、同じく市内に少し小振りだが聖ヨハネカトリック教会もあり、どちらも一見の価値あり。

大谷石資料館の入り口には、採掘場の当時の様子を展示してある部屋があり歴史を知ることが出来る。更に出口にはカフェがあり、そばで作ったガレッタが実に美味しい。

また近くを散策すると、大谷石の採掘跡がちょっとした芸術作品のようで面白い。 更に隣接して、平安時代弘法太子の作といわれる大谷寺千手観音があり、同じ洞内に彫られた釈迦三尊、薬師三尊、阿弥陀三尊を合わせた10体の石造りの像は国の特別史跡として、重要文化財に指定されている。

すぐ近くには第二次大戦戦没者慰霊のために建てられた高さ27mの巨大な大谷石造りの平和観音があり、脇の階段を辿れば頭頂部近くまで登ることが出来る。 

大谷石の採掘は、一部では現在も行われており、その現場を見学するツアーや採掘跡の水路をめぐるツアーなどもあり、とても一度では体験しつくせない。

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